大神は文字通り神ゲーの予感

ちょこっと始めてみるつもりだったのですが、えらいのめり込む。すごく楽しい。
発売時期が少し近かったので、FF XIIと比較している人もいるみたい。比較するにはゲームのジャンルが異なるのでは?とも思っていたのですが、たとえば箱庭ゲームという観点で括ると、比較する意味があると思われます。


FF XIIのビジュアルは、演出目的。雰囲気を作り出すための道具のように思います。街中には、これまでの3Dゲームではちょっとお目にかかったことのないくらいの群集が溢れていますが、ゲームとして意味のあるキャラクターはごく一部です。プレイするとすぐわかりますが、大半の群集は話しかけることすらできません。背景も綺麗ですが、特にアクションを起こせるものは多くありません。あまり詳しくない分野の比喩になってしまいますが、FF XIIの背景や群集は、音楽にたとえると付随音楽となるのでしょうか?舞台(ストーリー)を盛り上げる裏方に徹している存在に感じられます。街の人たちとの会話に夢中になって、本筋を追うことから意識をはずされては本末転倒なのでしょう。

対する大神は、FF XIIと比べて密度こそ低いものの、殆どのキャラクターや背景オブジェクトが、雰囲気作りのためではなく、ゲームの要素として存在しています。村人どころか、木や草の一本までに何らかのアクションを起こすことができ、画面がゲームとして意味のあるモノで溢れています。全てのオブジェクトにテーマのある大神は、ミュージカルにたとえられるでしょう。・・・・って、たとえがよくないかな。村人との会話からちょっとしたミニゲームに飲まれて、本筋から脱線した状態にプレイヤーが嵌っても、それはそれでおそらくゲームデザイナーの思惑通りなのではないかと思います。Catsが好きだけど、ストーリーはよく知らない。でも、グリザベラの歌うMemoryが好きなんだって人はいると思います。うーん。これもちょっとたとえよくないか。

ちょっと長くなったけど締めくくりとかないのでのでまた続くかも・・・

あ、最後に一言だけ。

「サクヤ姫えろいよ」