MNPに対する世間一般の感情?

モバイル分野に関する私の考えは多分世間と大きくずれているのでしょうが、それにしても違和感を感じます。

「1年以内にキャリアを変更する予定がない」と回答したユーザーに対して・・・(中略)・・・ほとんど希望者はいなかったという。

変更予定がないユーザになぜさらにMNPの希望を聞くのか意図がよくわかりません。
このようなユーザがMNPを再考するか?ということではないようです。マイナス面の啓蒙だけしていますし。

機種変更すら面倒くさくなっているユーザーが増えている

周囲を見る限り、こんな傾向はないように見えます。少なくとも10〜30代の人は機種変更費用が自分の許容範囲内であれば積極的に変更しているように見えます。今現在の機種に愛着がある、名機であるという人はこの限りではありませんが。ただ、電話帳データの互換性が高いために同一キャリア・同一メーカの呪縛から逃れられないと感じている人は多いかもしれませんね。それが機種変更を躊躇うように見えなくもないかもしれません。

と、これを書いていて気になったのですが、CASIO - au タッグで生まれているような、強烈なブランド力のようなものがごっそり考慮から抜けているように思えます。
後ろの方で多少ブランドやコンテンツに言及しているものの、殆どの考察は価格に焦点を置いています。
また、コンテンツポータビリティの問題を挙げているものの、Yahoo!コンテンツストアのようなサービスについての記述はありません(これはどれほどのニッチを持っているのか知りませんが)。

うーん。この分野でNRIはどういった評価なのでしょう?

追記
http://doco-mo-ne.jp/archives/2006/01/index.phpより。
上記リンク先(@IT)の記事にはあまり載っていませんが、コンテンツやサービスに関するもう少し踏み込んだプレゼンもあったらしいです。
モバイルカフェのarticleの方が公演内容説明充実してます。