i.Tech BlueBAND Sportステレオヘッドフォン購入

Bluetoothがスキなひとには危険かもしれないエントリーですが、別の危険性も潜んでいます。

こいつぁいいものだが変態だ。ド変態だ。
先に言っちゃおう。8888なんだ。うん。Motorolaの一部のヘッドセットでこのPINの製品があったらしい。


モバイルデバイスで音楽を聴くひとにはおなじみのSRS WOW HDテクノロジーを採用したBluetoothヘッドフォン i.Tech BlueBAND Sportを購入しました。WIRELESS JAPAN 2008で展示してあるのを見かけたのですが、そのときにはSRS WOWを使っているとは気がつきませんでした。

購入したのはNOKIAファン(マニア?)にはおなじみのSHOP, MOUMANTAIさんです。
大迫力サウンド!i.tech BlueBAND Sport ステレオヘッドフォン


ブリスターパッケージ。でかいよ。売り場面積とりそうです。


本体はこのくらいの大きさで、SONYの同クラスの製品より少し大きい程度です。


なぜ名前にSportを冠しているのかあまり意識しないで注文したのですが、この製品は簡易防水仕様で汗や軽い水滴などには強いつくりになっています。充電に使うUSB micro(だよね?)コネクタもこのようにカバーされています。

音質は流石にSRS WOW HD採用だけあって及第点と思います。このサイズにしてはなかなか低音も出ますし、A2DPに特有のノイズもあまり気にならないレベルです。構造上遮音性は期待できないので電車内などでの使用は控えるべきでしょう。思いもかけなかったのは装着感の素晴らしさです。一枚目の写真で見るようになかなか不思議な構造をしていますが、左右のスピーカーをそれぞれ90度くらいひねって頭の後ろから装着すると、バンドについている柔らかい樹脂製のスタビライザーみたいなものが頭部の耳の後ろでヘッドフォン全体を固定するようになります。この装着方法のために耳たぶに強くスピーカーが接することなく、長時間の装着でも外耳に負担をかけません。また単に耳に掛けているよりしっかりと固定されるため、たしかに運動しながら音楽を聴くのにも適していそうです。やるなぁ。操作ボタンは円周部にボリューム上下コントロールが、真ん中のアクションボタンの周囲の黒いリングが曲の前後操作になっています。ボリュームと曲のコントロールを間違えることはほぼないつくりですが、装着するときに位置関係がわかりにくくなります。手探りではなかなかわからないかもしれないので、鏡を使うとか、ひとにサポートしてもらうとよいかもしれません。

最後にBluetoothヘッドフォンなのだからペアリングに触れておきましょう。一般的なヘッドセットと同じく電源兼アクションボタンを長く押すとほかの機器から検出可能になります。ここで他の機器からPINコードを入力する、もしくは自動ペアリング機能のあるトランスミッター側もペアリング状態にしてやるとペアリング完了です。完了なのですが・・・テンキーなどを備えた携帯電話は任意のPINコードを入力できるのですが、Bluetooth未搭載の音楽プレイヤーに接続するトランスミッターは決められたPINコードしか使えないので、PINコードの合うデバイス同士しかペアリングができません。大抵のデバイスのPINコードは0000や1234, 9999なのですが・・・

BlueBAND Sportは8888です。

幸いなことにiPhoneと一緒に使っているSony Bluetooth Wireless Transmitter for iPodは8888に対応していました。これはちょっと特別な例だと思うので、その他のBluetoothトランスミッターを使うつもりのひとはよく確認しておいた方がよいでしょう。