秋葉原過橋米線

過橋米線 秋葉原店(地図/秋葉原/中華料理) - ぐるなび

やけに長文になってしまいました・・・


昨日のエントリにあるように、過橋米線とは料理名です。この店はそれが売りなのでしょう。店の名前にもなっています。

雲南チャーハン


御膳房にもあるメニューですが、それより薄味でした。予想なのですが、このチャーハンは塩味を宣威火腿(中国のハム)でつけるものなのかな?と思います。価格のせいか・・・元々こういう塩梅が普通なのか、このハムの量が少ないので薄味なのかもだ。ちなみに私にとっては、御膳房の雲南チャーハンは味が少し濃すぎです。

過橋米線


このお店は過橋米線だけで三種ありました。正式名は忘れましたがこのスタンダードな米線、クコの実などが入った薬膳風味らしい米線、そして雲南独特らしく多くの種類のきのこが入った米線です。味付けは全て塩味か、この写真のマーラー味の二種から選べます。食べ比べするのでしたら、一般的な塩味を頼んで比較すべきだったでしょうが、マーラー味というのも珍しい気がしたので思わずこちらを選んでしまいました。
マーラーは麻辣と書きます。中国では辛さを三種に分けているそうで、そのうちの花椒(山椒の一種)と唐辛子のことです。胡椒や唐辛子以外に山椒を多く使うのが本場の中華、特に四川料理の特徴らしいです。この辛いというより、本当に舌が痺れる感覚は、慣れないとなんか大変なものが入っている気になるかもです。苦手な人は塩味を選ぶとよいでしょうね。この店の塩味スープはまだ味わっていませんが、御膳房のスープは言ってみれば割と上品な味。日本のちゃんこ鍋のスープに少し似ています(あ、ちゃんこっていうと上品なイメージから離れるかな・・・)。
ところでこの料理、普通のラーメンのように完成した状態で運ばれてくるわけではなく、席に持ってきてから鍋物のように調理の仕上げをします。沸点を越えるくらいに熱したスープに肉や魚介類、野菜と具を入れて、その後米の麺を入れます。卵麺の場合もあり、こちらがより美味しいと言う方もいます。肉や魚介類は生のものを入れるのですが、薄くスライスしていることもあって、あっという間に火が通ります。スープにはやや多めに油が張ってあることもあり、かなりの長時間高熱を保っていますので、食べるときは充分な注意が必要です。猫舌じゃなくてもヤバイですよ?これは。

肝心のこのお店の過橋米線の感想ですが、お値段(980円だったかな?)の割りにはなかなかと思いました。御膳房だと2.5倍くらいするぜ。そして、具はさすがに価格あたいな感じでしたが、麺はしっかりしていて、私はこちらの方が好みかな?実は近年過橋米線を食べられる店は増えているようなので、あちこち食べ比べしてみようかと思います。

場所は末広町駅すぐそば、ジョナサンの手前あたりです。モバイルプラザ近いよ!

追記:ぐぐってみると、ファン(固定客)がとても多い良店のようです。うーん、もっと早くに知っておくべきだったのかも。不覚。