旭川橙ヤで野菜ラーメン(橙みそ)


久しぶりに橙ヤに行ってきました。有名なんですが割と人を選ぶ店なもんで、弟とかは全然ダメだそうで。父親と二人で行ってきました。

久しぶりに食べる橙みその野菜ラーメン。最近の流行は、あまりしっかり炒めないキャベツですよね。そしてかなり背油の浮いたスープ。ここへさらにねぎ油も加えているのですが、野菜のあっさり感で打ち消されている感じです。しかし・・・確かにこってりとした味なのですが、以前と比べて味の濃厚さは薄れているように思います。逆に言うと、かなり万人向けになっていますね。これすらも野菜のせいかなぁ?普通の橙みそラーメンを頼んだ父親の丼をちょっと食べさせてもらうのだったかな?

ちょっとデジカメの自動補正がかかってしまってよく判らないかもしれませんが、本州で見かける麺より少し黄色みがかったコシの強い麺が特徴のひとつです。旭川ラーメンで幾つかの系統が、この麺ですね。製麺所はどこかな?

そしてちゃー丼。マヨネーズはお好みで。ちょっとこの注文自体余計だったかな・・・うん。ラーメンだけで十分なインパクトを持っている店です。ラーメン屋で小丼のセットというと、「ラーメンだけでは小腹が空くから」とか「でもラーメン大盛りだとちょっと飽きるから」ということなんじゃないかと思いますが、橙ヤに来たらラーメンだけでもいいように思います。橙ヤで丼というのは、ラーメンにノックアウトされて舌を休めるとか、そんな感じかも。どういうことかって言うと・・・・

橙みそはかなり鮮烈で濃厚な味のスープです。さらに麺とチャーシューのそれぞれも自己主張しまくっています。普通に何も考えず食べて美味しいと思いますが、中には味覚がパニック起こすというか楽しめない人はいると思います。ラーメンの各要素に、互いを打ち消すかのようなアクがあるんですね。・・・まぁ、一言でいうと美味しいのですが大味かもです。じわーっと楽しみたい人はそんなに量を頼まず、じっくり噛み締めて反芻するのがよいかも。大盛りを頼んで、ひとくちひとくち、じっくり味わうと疲れると思う。